A型肝炎の感染経路

さて、A型肝炎は、口からA型肝炎ウイルスが入ることによって感染するわけですが、具体的な感染経路はどうなっているのでしょう。

ひと昔前までは、A型肝炎は水による感染が圧倒的に多いパターンでした。特に、地下水や井戸水を使用している施設などでは、集団感染が多かったようです。
ですが近年では、水の衛生管理がしっかりと行き届いているところがほとんどで、こうした水による感染は激減しています。

そして現在は、感染経路の主流は水ではなく食事となっています。
中でも「生牡蠣」の摂取による感染がもっとも多くなっており、A型肝炎のすべての感染経路のうち2割以上を牡蠣が占めています。

あと「海外旅行でA型肝炎ウイルスに感染する」というケースも多いですね。
特に、衛生環境があまりよくない国では水も食事もA型肝炎ウイルスに汚染されていることが多く、これらを加熱・殺菌しないまま口にすることによって感染してしまうというわけです。